当社は、総合水処理エンジニアリング会社として水処理エンジニアリング事業と機能商品事業を行なっています。
水処理エンジニアリング事業に関しては、産業向けの純水装置、超純水装置、排水処理装置、発電所向けの復水脱塩装置、官公需向けの上下水道設備などの製造、納入、メンテナンス等を行なっています。
機能商品事業としては、標準型水処理機器、水処理薬品、食品加工材の製造・販売を行なっております。

当社のビジネスモデルとしては、大規模水処理設備の製造・販売を行う「プラント事業」、納入した設備のメンテナンスや運転管理、改造工事等を行う「ソリューション事業」、標準型水処理機器や水処理薬品、食品加工材の製造・販売を行う「機能商品事業」に分類されます。

当社の強みとしては次の3つ挙げることができます。

• 約70年の歴史がある総合水処理エンジニアリング企業であり、用水から排水まで水処理に関する全ての顧客の要望に対応できる技術・サービス体制を有しています。
• ラボ用から大流量を必要とする工場の水処理プラントまで、高品質でかつ安定的な処理水（超純水など）を 提供する技術・製品を持っております。
  これを実現させるために、水処理装置の製品技術だけでなく、水質を評価する分析機関や、 消耗材であるイオン交換樹脂の精製工場など、最先端の設備を備えた施設を保有しています。
• 水使用量削減や有価物回収等、環境負荷低減に貢献する各種水処理技術を有しています。

当社の経営成績、財政状態及び株価等に影響を及ぼす可能性のあるリスクとしては、主要顧客である電子産業等の設備投資の変動、工場設備稼働率および素材・鋼材価格などが挙げられます。

配当政策に関しては、当社は将来の事業展開を総合的に勘定し、収益に応じた配当を行うことを基本としております。